赤ちゃんと散歩するようになって、初めて気づいたオーストラリアの日常

赤ちゃんが生まれてから、毎日の生活に「散歩」という時間ができました。

それまでは、目的があって外に出ることがほとんどで、近所をただ歩く、ということはあまりありませんでした。

でも、赤ちゃんと一緒に散歩をするようになって、オーストラリアの日常が、少しずつ見えるようになりました。

散歩は、ゆったりペース

娘との散歩は、まだベビーカーを使うことが多いです。
早く歩くことも、長く歩くこともできません。

途中で立ち止まったり、赤ちゃんの様子を見たり、ただベンチに座って休んだり。

「何かをしなきゃ」という目的はなく、ただ外に出て、戻ってくるだけ。

そのゆっくりした時間の中で、周りの風景をよく見るようになりました。

オーストラリアでは、声をかけるのが自然

散歩をしていて驚いたのは、とにかくよく声をかけられることです。

  • 「She’s cute!」
  • 「How old is she?」
  • 「Such a tiny baby!」

最初は少し戸惑いましたが、どれも、とても自然で、軽い声かけでした。

赤ちゃんがいることが、特別なことではなく、日常の一部として受け止められている感じがしました。

柴犬連れの人とのやりとり

ある日の散歩中、柴犬を連れた年配の男性とすれ違った時に、「Good morning!」と挨拶されました。

私がいつも散歩する場所では犬の散歩をしている人も多いのですが、柴犬は滅多に見ません。

思わず「かわいいな」と思ってしまって、そのまま通り過ぎることができませんでした。

「Good morning! Your dog is adorable!」と言いました。

すると、とても嬉しそうに、「日本の柴犬だよ!」と教えてくれました。

たどたどしい英語で返すと、それでも、ちゃんと会話が続きました。

完璧な英語じゃなくても、伝えようとする気持ちがあれば、それで十分なのだと感じた瞬間でした。

話すことより、「反応する」こと

そのやりとりで気づいたのは、英語が上手かどうかよりも、反応することの方が大切だということです。

  • 笑う
  • うなずく
  • 一言でも返す

それだけで、会話はちゃんと成立します。

赤ちゃんを連れていると、相手もゆっくり話してくれることが多く、その優しさにも助けられました。

赤ちゃんがつないでくれた、日常の会話

もし赤ちゃんがいなかったら、きっと声をかけることはなかったと思います。

赤ちゃんがいることで、

  • 話しかけてもいい理由ができた
  • 立ち止まっても不自然じゃなくなった
  • 会話のきっかけが生まれた

散歩の時間は、オーストラリアの日常と、少しだけつながれる時間になりました。

海外生活は、静かなところから始まる

観光地でも、大きな出来事でもなく、

  • 家の近くの道
  • 朝の散歩
  • 何気ない会話

そんなところから、海外生活は始まっていくのだと思います。

海外での生活に慣れる中で、日本の行事をどう迎えるかも悩みました。

赤ちゃんと散歩するようになって、オーストラリアが「暮らす場所」になった気がしました。

今、海外で子育てをしている人へ

もし、

  • 英語に自信がない
  • 知らない土地で緊張している

そんな気持ちがあったら、まずは、散歩に出てみるのもいいかもしれません。

完璧な言葉はいりません。
笑顔と一言で、日常は少しやさしくなります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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