オーストラリアに移住して間もない頃。
慣れない環境と、0歳児の育児が重なり、心も体も余裕がない日が続いていました。
英語も完璧ではない。
土地勘もない。
赤ちゃんは待ってくれない。
そんな中で、何度も感じたのが「赤ちゃん連れでいることで、助けられる場面がとても多い」ということでした。
今回は、移住してから実際に感じたオーストラリアの「さりげない優しさ」について書いてみます。
当たり前のように声をかけてくれる
買い物中やエレベーター、散歩中。
赤ちゃんを連れていると、本当によく声をかけられます。
「She’s so cute!」
「How old is she?」
日本では、ここまで気軽に話しかけられることはあまりなかった気がします。
赤ちゃんが泣いても、責められない
一番ありがたかったのは、赤ちゃんが泣いても、誰も嫌な顔をしないことでした。
日本では人に迷惑をかけないように細心の注意を払っていなければならないように感じていました。
オーストラリアに移住してからは、「泣かせてしまって申し訳ない」という気持ちよりも、「泣いてもいいんだ」と、心が少し軽くなりました。
母親だけが頑張らなくていい空気
オーストラリアでは、赤ちゃんの世話をしているのは母親だけ、という印象があまりありません。
公園でも、スーパーでも、パパが普通に赤ちゃんを抱っこしています。
ショッピングモールでは、「Parent’s Room」というおむつ替えや授乳ができるコーナーがあります。
女性用トイレでしかおむつ替えができないということがありません。
「母親だから頑張らないと」
「ちゃんとしないと」
そんなプレッシャーが、少しずつ薄れていくのを感じました。
小さな優しさが、心を支えてくれた
特別なことをされたわけではありません。
でも、
- 目が合って微笑んでくれる
- 赤ちゃんに話しかけてくれる
そんな小さな優しさが、移住直後で不安だった私の心を、何度も支えてくれました。
人の温かさを感じ、子育てが義務ではなく楽しく尊いものであることを再認識しました。
赤ちゃんがくれた、つながり
赤ちゃん連れでいることで、話しかけられることも増え、人との距離が近くなった気がします。
もし一人で移住していたら、もっと孤独を感じていたかもしれません。
赤ちゃんがいるからこそ、この国の優しさに、たくさん気づくことができました。
これから移住する人へ
赤ちゃん連れでの移住は、不安も大変さもあります。
一人でいる時のように、好きな時間に好きな場所へ出かけることは難しくなりました。
でも同時に、思っている以上に、助けてくれる人がたくさんいるということも、知りました。
完璧に英語が話せなくても、うまく説明できなくても、大丈夫。
赤ちゃんがいるだけで、世界は少しやさしくなります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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